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商品レビュー

PETZL IKO CORE(ぺツル アイコ コア)商品のスペックと使用感 レビューについて

東京本店

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どーも店長です✨

昨年10月頃に発売になったPETZLのIKO COREがこの度入荷いたしました。この商品について、『これは何用のライトだろう?』そんな疑問を持っていました。

発売当初、店長的には心ときめく商品で使用していましたが、客層やお店のコンセプトとしては、ランニングやトレイルランニングに特化しているため、用途が細分化している昨今の商品と比較すると、『トレイルランニング用』などと定義することが難しく、ひとまず仕入れを諦めた商品でした。

トレイルランニング用のライトとしては、軽量で光量が高いモデルで安価なものはいくらでもあるし、一晩超えられるヘッドランプとしてはスペック的に少し物足りないような気もする。街中を走る分には見た目がハイスペック過ぎるかな?そんな気持ちから仕入れていませんでしたが、このヘッドランプの革新性を伝えないわけにはいかず、少し遅れてしまいましたが、この度入荷いたしました。

今回はそんなPETZLのIKO COREについて書いていこうと思います。

PETZL IKO COREを販売するにあたり

冒頭で記載した通り、使用して約4ヶ月が経ちました。(もちろん他のライトもローテーションで色々使っています)
ヘッドランプはこれまでに10〜20個近く色々購入して試してきましたが、どのブランドも『〇〇ルーメンで〇〇時間』みたいなところを発信していく中で、PETZLはヘッドバンドにも強いこだわりを持ち、ヘッドバンド1つとってもきちんと特許を取得するようなスペックで商品を世に送り込んでいます。

そんなPETZLというブランドが、半世紀にわたる技術革新の中で『ヘッドランプを再定義する』として、新たに投入されたIKO COREは、特定のアクティビティに特化せず、さまざまなアクティビティで使えるようにデザインされています。

発売当初はこの特定のアクティビティに特化せずという部分と、明るさとバッテリーの持ちの部分で販売の機会を見合わせてしまいました。私も今思えば『〇〇ルーメンで〇〇時間』みたいな考え方に囚われていたのかもしれません。例えば同じバッテリーを使用できるぺツルのアクティックコアならもう2000円くらい安いよななんて発想でした。

そんな中、実際に商品を長時間使って、これは今までのヘッドライトと一緒の考え方をしてはいけないとようやく気がつきました。売り手にとって『売れるか売れないか』はとっても大事です。しかしながら『売りたいか売りたくないか』は我々のような専門店にとってもっと大事かなと思っています。

少し時間が経ってしまいましたが、改めて売りたいと思える商品だったので、この度商品を入荷することにいたしました。

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PETZL IKO COREの使用感 レビューについて

実際に使用をしてみたところ、装着感のよさとライティングのバランス、目の疲れにくさは非常に際立っていると感じました。特に長時間使ったりしないと気がつきにくい『目の疲れ』については、同じくらいのスペックで比較される商品よりも格段に違うかなと思います。このIKO COREは、均一な7つのLEDを使用することで、低出力から高出力まで光のムラを解消し、長時間使用時でも目の疲れを感じにくいです。

デザインに目が行きがちですが、光量と明るさの質、ヘッドの軽さ(揺れにくさにも繋がります)、フィット感のストレスのなさ、フィット感の調整の手軽さ、疎水性のバンド、シンプルな操作性、など重要な部分は全て網羅されています。
表記の仕方で『ルーメンとバッテリー』これどうなの?本当に正しいの?という商品がたくさん世に溢れている中で、PETZLが作る『再定義されたヘッドランプ』は、店長的には紳士的で美しいヘッドランプに思えてなりません。

今身の回りに起きている『常識』を改めて見つめ直し、『再定義』する。
ヘッドランプに限らず、見習っていきたいと思える世界のPETZL、偉大です。

PETZL IKO CORE 商品のスペックや使い方について

まず商品イメージの動画がかっこよかったので、興味ある方はぜひご覧ください笑

商品のスペック

照射力: 500 ルーメン (ANSI-FL1 規格)
重量: 79 g
ビームパターン: ワイド、ミックス
電源: 1250 mAh リチャージャブルバッテリー『コア』 (付属)
単4電池×3でも稼働します
充電時間: 3時間
対応電池: アルカリ、リチウム、ニッケル水素
耐水性能: IPX4 (全天候型)

商品の簡単な使い方とバッテリー照射時間

ベルトの調整が非常に簡単(PETZL NAO+とほぼ同じです)です。首にかけられたり、付属のポーチに収納することで、ランタンとしても使用することができます。そして全てのPETZLヘルメットにも装着することができますので、用途はランニングに限らずクライミングやケイビングなどにも広がります。

ボタンの操作方法などは動画がとてもわかりやすいのでこちらをご覧ください。

 

まとめ

用途としては、制限をかけることなく多分野で活躍できます。首にかけたりランタンとしてテーブルに置いたり、テントに吊るしたりなど多種多様です。『ヘッドランプを再定義する』半世紀にわたる世界のPETZLが満を辞して発売したIKO COREは、ヘッドランプという限られた用途のみならず想像力次第でとても汎用性の高いモデルとして活躍します。

もちろんお店のお客さんの用途として多いトレイルランニングでも十分な明るさを確保できますし、何より目が疲れにくいのは目に止まらず肩や首、そして頭などの疲労軽減にも繋がります。

一言でまとめると、昨今のルーメンと価格の戦いから抜け出し、クオリティと革新性に集中したぺツル渾身のライトです。

在庫があまりありませんが、オンラインショップでも購入することができますので、チェックしてみてください。

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