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【LUNA SANDALS】最初の1足はどのモデルがオススメ!?

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こんにちは。STRIDE LAB OFFICIAL のニシカワです。

 

本日はLUNA SANDALS のご紹介。

春がもうすぐそこまで迫ってきて、快適にサンダルランが出来る季節がやってきました。

サンダルならではの足裏の感覚と解放感は唯一無二で、今年こそルナサンデビューを目論んでいる方も多くいらっしゃるかと思います。

そこで本ブログではルナサンダルとは何ぞや?といった部分から各モデルの特徴、ルナサンダルでの走り方など基本のキを改めて解説していきます!

 

この記事はこんな人にオススメです!
・ルナサンダルが気になる
・ランニングフォームを改善したい
・ランニング障害で悩んでいる
・ベアフットランニングを体感したい

ルナサンダルとは 〜Born to Run〜

ルナサンダルとはシアトル初のランニング用サンダルメーカー。

ランニング用のサンダルと聞くと、硬い地面から足を保護するためにソールを厚くしたりガチガチに足を固めたりするのをイメージしますが、ルナサンダルは全くの逆。

その最大の特徴は極薄のソールと紐のようなストラップだけの超絶シンプルな設計。これにより所謂「ベアフット:素足、裸足」に近い感覚でのナチュラルなランニングが可能となっています。

こうした環境で走ることで人間の足が本来持っている機能を再獲得し、怪我の少ない自然な走り方を身につけられるとされています。

ルナサンダルの開発ストーリーはこちら

ルナサンダルの基本の特徴

まずはルナサンダルの基本的な特徴を見ていきましょう。

メキシコの先住民タラウマラ族がはくワラーチが元となっているだけにかなり原始的な作りになってはいますが、決して履く人を選ぶストイックなものではなく、正しい歩き方・走り方さえ身につければ長く快適に履ける仕様になっています。

ちなみにワラーチの由来は日本の草鞋(ワラジ)だとか
ニシカワ
ニシカワ

ソールはVibram社製を使用

ルナサンダルの各モデルは基本的にVibram社製のソールを使用しています。Vibramと聞くと堅牢なイメージを想像しますが、ルナサンダルでは軽量なVibram® Morflex を採用。(Mega Grip採用モデルもあります)

こちらはEVA発泡材と天然ゴムをベースに配合したもので、重さは従来のゴムのたったの35%という超軽量ソールです。軽いだけでなく柔軟性にも富んでいるのでソールの返りが非常によいのも特徴となっています。

まさにベアフットランニングにぴったりなソールですね!!
ニシカワ
ニシカワ

また、履いていくうちにソールも足の形にそって反り返るので、最初は硬かったソールを段々と自分の足形に馴染ませていくのもルナサンダルの醍醐味の1つです!

3年ほど履き込んだルナサンダル

また、走っていくうちにソールも削れていくので、自分がどの位置で着地しているのかも明確に理解ができます。

 

肌あたりの良いストラップ

ルナサンダルは鼻緒から踵までたった1本のストラップで構成されています。

その原始的な見た目から「履き慣れるまでめちゃくちゃ靴擦れすんじゃないの〜?」といった疑問も生まれそうですが(私も最初見た時はそう思いました)、下の画像のように結構厚く織られたナイロンで、これがまた肌あたりがソフトなんです!!

踵にもネオプレーンの補強がつくので、しっかりと補強をしつつ踵を優しく包み込みます。

ちなみに、よりフィット感を高めたいという方は、付属でついているテックストラップを使えばしっかりと足首をホールドできます。

ルナサンダルの種類は大きく分けて3つ

ルナサンダルに興味を持って調べてみたら、まず最初に「ラインナップの多さ」に面食らう方は多いんじゃないでしょうか!?

シンプルな構造ゆえ面構えが似ているだけに、「何がどう違うの??」と疑問を持たれる方も少なくないと思います。

現にSTRIDE LAB でも2024年4月現在でお取り扱いしているLUNA SANDALS の商品は全部でなんと16品番!!

この中から自分に合った1足を選ぶのは中々至難の業…💦
ニシカワ
ニシカワ

でも安心してください。実はルナサンダルの数多くあるラインナップも元を辿ればたったの「3種類」だけ!あとはその3種類をアレンジしたり若干仕様をいじっただけなんです。

3つのモデルさえ覚えれば、あなたもルナサンダル通です!
ニシカワ
ニシカワ

モデル別の特徴

ルナサンダルの代表的なモデルは3つ!ここさえ抑えておけば大丈夫です!

ぱっと見は似たような感じですが、ソールの厚みとパターンの違いでモデルが変わってきます。

ここではそれぞれ3モデルの特徴を解説していきたいと思います。

 

ベナード:最もベーシックでソールが薄いモデル

ルナサンダルと言えばコレ!というくらい狂信的な愛好家が多いのが「べナード」。

最大の特徴は僅か厚さ9mmしかないソール。

(サンダルも含め)これだけ厚底のシューズが市場に溢れている中でこの薄さは異端というか新鮮というか。

ほぼ裸足の状態なので、慣れていない人がいつもの感覚で走ろうものならたちまち足に悲鳴が。

これだけ薄いので、自分の足がどの位置で着地しているかをランニング中の足音や筋疲労などを「サイン」として明確に理解することができます。

素足感覚の強さから「走り方を教えてくれるサンダル」と形容されることもあります
ニシカワ
ニシカワ

 

こんな人にオススメ

・ロードメインで走る方
・地面との接地感、素足感覚を感じたい方
・軽さを重視したい方
・足本来の機能を本格的に鍛えたい方

 

モノ:街・山・川のどこでもイケる万能モデル

スペイン語の「猿」からきている「モノ」。まさに猿のように場所を問わずフィールドを縦横無尽に走り回れる汎用性の高さが特徴です。

べナードとは打って変わって厚みのあるソールで(それでもベース11mm+ラグ4mm)クッショニングが良く、ランニングからタウンユースまで幅広く使用することができます。

また4mmのラグは不整地でもグリップしつつ水捌けも良いので、ウォーターアクティビティの際にも活躍しそうです。

ちなみに創業者のテッドは、この「モノ」が一番のお気に入りだそう
ニシカワ
ニシカワ
こんな人にオススメ

・ロードもトレイルも走りたい方
・長い距離を走りたい方

・快適性、クッション性を重視したい方
・ランニングだけじゃなく、普段からルナサンダルを履きたい方
・いきなりの薄底がちょっと不安な方

 

オソフラコ:グリップ力に定評あるアウトドア向きモデル

オソ とは「熊」という意味。

その名に違わず、他モデルに比べて重厚感のある見た目が特徴的です。

トレイル上でもしっかりとグリップできるよう、ソールには お馴染みVibram社製のメガグリップを採用。濡れた岩場などでもグリップ力が落ちません。また、ある程度固さのあるソールなので、ゴツゴツした岩場の上でもある程度の突き上げを防いでくれます。

それでいてベース7mm+ラグ4.5mmのソール厚はクッションがありつつ地面との接地感も損なわない絶妙なバランスに仕上がっています。

こんな人にオススメ

・トレイルメインで走る方
・グリップ力が欲しい方
・不整地や雨の日でもガシガシ行きたい方
・テント場でのサンダルが欲しい方

 

あなたはどっち派!? レトロ or ウィングド

ルナサンダルには同じモデルでも2種類のストラップの付け方(レトロ・ウィングド)があります。

それぞれの見た目の違いとメリットについてここでは解説していきます。

レトロ

ルナサンダルのサンプリング元であるタラウマラ族のワラーチと同じく、ソールにストラップを直接縫い付けてある仕様が「レトロ」。

パーツを極限まで省いたミニマルなルックスで、まさにベアフットらしい仕様です。

シンプルかつ完成された仕様から「ルナサンダルはレトロしか認めん」という方も少なくないと思います。後述するウィングパーツがサイドに当たる感覚がちょっとという方はこちらがオススメです。

ストラップが地面に剥き出しになっているので千切れたりしないですか?と心配される方もいますが、多少の擦れがあっても切れるまでいかないパターンが殆どです。

というのも着地の際に踵付近に当たらない、というか踵着地してたら痛くて走れない(笑)

ウィングド

直接縫い付けたレトロに対して、サイドにプラパーツを設けたのが「ウィングドエディション」。

このパーツがあることで踵のストラップがずれ落ちにくくなったり、フィッティングの調整も容易になっています。

ウィングパーツは柔らかい素材を使っているのでフィット感を損なわず、レトロと違ってストラップとソールの縫い付け部分が地面と干渉しないので、耐久性も向上しています。

オリジンに忠実な「レトロ」かフィット感に優れたウィングドか…どちらも甲乙つけ難い💧
ニシカワ
ニシカワ

ルナサンダルでの走り方

最後にルナサンダルでの効果的な走り方について簡単におさらいしたいと思います。正しいサンダルランの姿勢を身につけて怪我のないランライフを送りましょう!

・まずは歩く

走り方と言っておきながら、先ずはルナサンダルを履いて歩いてみることをお勧めします。

おそらくいつものランニングのノリでルナサンダルを履くと痛みに強い方は気合いでなんとか乗り切れたとしても確実に翌日筋肉痛に襲われます笑

ランニングフォームを改善するためのものを履いて怪我をしてしまったら元も子もないので、先ずは軽〜く家の周りを1週歩いてみるくらいの気持ちで徐々に慣らしていきましょう。

 

・最初はゆっくりとしたペースで

サンダルラン特有の足裏感覚が楽しくてついスピードを上げてしまうこともありますが、先ずはいつもより 1:00~2:00/km ほどゆっくりしたジョグペースで走ることをお勧めします。

 

・慣れないうちは柔らかい地面で

サンダルランに慣れて足の筋肉が備わってくるまでは硬いアスファルトよりも林道や草地など、なるべく足への負担が少ない路面で走るのも効果的です。

 

・重心の真下で着地する

重心の真下でつくことで自然と踵からの着地を避けられます。踵から着地すると衝撃が膝や腰に伝わり怪我の原因となります。ルナサンダルは地面からの衝撃がダイレクトに伝わるので自然とつま先から優しく着地する人間本来の走り方が身につきます。

 

・短いストライドでリズミカルに

衝撃を和らげるために、短いストライドかつ細かいケイデンスで小気味よく走りましょう。これができてないと「パタパタ」と少々不恰好な音を立てます。そうではなく「すたーっ」といくイメージ。良いランナーは静かに走ると言われています。

ルナサンダルを使っていると自然と正しいランニングフォームが身についていきます!
まさに「走り方を教えてくれるサンダル」ですね
ニシカワ
ニシカワ

まとめ

以上、「【LUNA SANDALS】最初の1足はどのモデルがオススメ!? 」でした!

各モデルの違いは理解できましたでしょうか?似たように見えてそれぞれ用途が違って特徴的でしたね。

ぜひご自身の使いたいシーンに合わせて正しいモデルを選んで見てください。

次回も引き続きLUNA SANDALSの「正しいサイズ選び&フィッティング方法」について解説していきたいと思います。そちらも併せてご覧ください。

LUNA SANDALS の商品ページはこちら

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