2024.03.25
【 Teton Bros. 】Chill シリーズレビュー
こんにちは。STRIDE LAB OFFICIAL のニシカワです。
アウトドアウェアを選ぶときの基準が「普段も着れるもの」って方、けっして少なくないと思うんですが(かくいう私もそうです)、実際買った後は街でも山でも着ることってそんなに多くないですよね?
アウトドアウェアとしては良くても街で着るにはストイックすぎたり、
逆に山で着るには機能的にちょっと心許なかったり。
こんなパターンがほとんどで、絶妙なバランスを満たしてるものって探しても中々出会えないんですが、この度それを叶えるプロダクトが入荷いたしました!
本日はTeton Bros. より24年春夏シーズンから新たに登場したシャツコレクション「Chill」シリーズのご紹介です。
・吸湿速乾に優れた春夏向きのウェアを探している
・街でもアウトドアでも着れるウェアが欲しい
Contents
Chill(チル)シリーズとは
24年春夏から登場したアクティビティをシームレスにつなぐシャツコレクション、それが「Chill」シリーズです。
シャツという一見プレーンなアイテムをティートン流に機能素材で再構築。フィールドの行き帰りやトリップ、街着まで、春夏のさまざまなシチュエーションで活躍すること間違いなしです!!
今季は4型ラインナップされていて、UNISEXを2型とメンズのみもう2型展開しています。
基本SPEC
サイズ:S・M・L・XL
生 地:DotAir(ポリエステル61% ポリ系複合繊維39%)
重 量:225 g (Mサイズ)
サイズ:S・M・L・XL
生 地:DotAir(ポリエステル61% ポリ系複合繊維39%)
重 量:156 g (Mサイズ)
サイズ:S・M・L・XL
生 地:DotAir(ポリエステル61% ポリ系複合繊維39%)
重 量:195 g (Mサイズ)
サイズ:S・M・L・XL
生 地:DotAir(ポリエステル61% ポリ系複合繊維39%)
重 量:150 g (Mサイズ)
色出しも綺麗で清涼感が引き立ちますね!!
東レ「DotAir」ってどんな生地?
今回ご紹介する「Chill」シリーズの生地には東レの「DotAir」が採用されています。
DotAir=ドットエアの名の通り、生地表面に無数の孔(あな)が空いた生地になっています。
見ての通り通気性が抜群で、高温多湿な夏場なんかにはもう最高。
メッシュ状になっているので吸水性、速乾性に優れており、素早く汗を吸い上げて表面に拡散します。こうした機能性の高さからカジュアルウェアからスポーツウェアまで幅広い用途で使われています。
Chill シリーズのDotAir は一味違う!?
Chill シリーズでは従来とは異なる、新たなDotAir生地を採用。今までのDotAirというと生地の特性上、孔が目立つだけに良くも悪くもスポーティな雰囲気に仕上がるのですが、その孔を細かくすることで高通気を維持しながら見た目はプレーンな無地調に仕上げています。
非常に細かい孔なので、こうして寄りで見てもメッシュ感がありません。
また、縦糸はペットボトルを原料にしたリサイクルポリエステルを使用し環境配慮も十分。それを麻調に加工することで表情のある表面感を演出し、生地の凹凸によって肌離れを良くしています。さらに横糸にはポリエステル系の複合繊維を使用することでストレッチ性も備えています。
夏のアクティビティでも快適な機能が満載ですね
Chill Shirtsを着てみた!
生地について理解が深まったところで、次は実際に着てみます。
今回はMEN’Sで展開のChill Shirts をピックアップしてみていきましょう。
ディテール
ぱっと見は無地のシンプルなシャツかと思いきや、アウトドアでもしっかり使えるディテールがもりもりでした!
コンシールファスナーの胸ポケット
フロントにはアシンメトリーデザインの胸ポケットが2つ。右胸にはコンシールファスナーでスッキリした見た目ですがiPhoneがスポッと入るくらいの容量。
スナップボタン
フロントは開閉がしやすいスナップボタン。汗ばむ時は湿気を素早く外に逃すことができます。ボタンが表に出ない比翼の仕様なので、機能素材を使いながらより上品でミニマルな雰囲気に。
袖口も同様にスナップボタン。剣ボロを付けた一手間かけた仕様で、着脱や袖捲りが容易です。
程よくゆとりのあるデザイン
横糸に複合繊維を使用することで程よくストレッチし、背面にプリーツを設けることで屈んだ状態でも肩周り・背中周りの可動域はかなりあります。
アームホールもゆとりがあるのでストレスフリーです。
サイズ比較
175センチ66キロのニシカワで、今回Mサイズを着用しております。
普段はMだったりLだったり物によってまちまちのワタクシですが、Chill シリーズは程よくゆったりしていたので総じてMで良さそうです。
カフスで袖が止まるのでLサイズも問題なしでしたが、若干の袖のダブつきが街着として着る分には良いものの、山で着る際は風でバタバタするかなという印象でした。
着用感
着てまず感じるのは生地の肌触りの良さ。
ドライなタッチで肌に張り付く感じが全くなく、それでいて硬すぎないほど良いシャリ感がとても気持ちいいです。リアルな麻のゴワゴワ感が苦手という方もすんなり馴染めそうです。真夏の山行はドライレイヤーの上にChill Shirts もアリかなと思うくらい肌触りが良かったです。
また、見た目にはわからないほど微細な通気孔のおかげで風の通りが抜群によく、生地感も相まって夏の汗ばむ時期でも快適に着れそうです。
さらに横方向のストレッチが思った以上に快適で、化繊の布帛とは思えないくらいよく伸びます。これならバックパックを背負った状態でも突っ張る感じがなく快適に行動できそうです。
まとめ:アクティビティをシームレスにつなぐシャツ
以上、Teton Bros. の「Chill」シリーズの魅力をお伝えしました。
一見普遍的なデザインなので、「これはデイリーユース寄りのアイテムかな?」と思いきや、とんでもございません!
軽さ・涼しさ・動きやすさのどれを取っても文句なし。
耐久性やディテールも含めてアウトドアのフィールドで活躍間違いなしの、文字通り街から山まで縦横無尽に駆け回ってくれそうなコレクションでした!今後の春夏の定番になる予感!
気になる方は、ぜひお近くのSTRIDE LAB 各店でお袖を通してみてください!!