2022.05.24
今話題のMYOGとは?ギアを自作してアウトドアを楽しもう
こんにちは!STRIDE LAB 横浜店の須藤です。
「MYOG」というアウトドア用語をご存じですか?
MYOGとはDIYのアウトドア版ともいえるような言葉で、アウトドアギアを自作することを指します。
今回のコラムでは、アウトドアの楽しみ方のひとつでもあるMYOGの魅力をご紹介。
MYOGでよく作られるアウトドアギアやMYOGに挑戦する際に用意すべき道具、初心者向けの情報などをご紹介しますね。
ストライドラボ横浜店にも自作のランニンググッズを身に着けて来られるお客様もいらっしゃいます。
我々は既製品を扱っておりますが、自作しているお客様をSNSで紹介するのも面白いかもしれませんね。
MYOGとは?アウトドアギアは自作も可能!
MYOGとは、「Make Your Own Gear」の略語で、直訳すると「自分の道具は自分で作れ」。
つまり、自分のギア(アウトドア道具)を自作することです。
アウトドアギアは、自分に合ったものを使うのが大切。
たくさんのメーカーからたくさんの商品が出ていますが、一方で、自分のこだわりに合うもの、気に入ったものがなかなか見つからないという方もいるのではないでしょうか?
そんなときにぜひ挑戦したいのがMYOGです!
MYOGなら、自分のこだわりを反映させた理想のアウトドアギアを手に入れることができるかも!?
お気に入りの自作ギアでアウトドアに出かければ、楽しさも倍増!
すぐに出かけられなかったとしても、MYOGをしている時間も楽しいものです。
MYOGでは、タープやフロアレスシェルター、ザック、サコッシュ、シュラフカバーなど、主に布製品で金属パーツをあまり使わないものを自作する方が多いです。
ただし、MYOG定番のアルコールストーブ等、アルミ缶などを使用するケースもあります。
MYOGはアメリカのロングトレイル文化では一般的に根付いている考え方で、アウトドアギアに対する理解や愛着を深める機会にもなります。
MYOGであると便利な道具と材料をチェック
先ほど紹介したタープやフロアレスシェルター、バッグ系をMYOGするなら、必須なのはミシンや裁ちバサミといった裁縫系の道具です。
ミシンは、分厚い生地も縫えるパワー系のものを、生地のカットにはカッターと差し金、マットを使うと、ハサミで切るより真っすぐ正確にカットできます。
また、アウトドアギアは軽量化もポイントのひとつになるので、重さを計れるスケールがあるといいですね。
キッチンスケールなどで十分です。
また、MYOGで使用する材料は、耐久性と防水性が重要!
タイベックやX -pacといった素材がよく使われていますよ。
【タイベック】
耐久性と耐水性が高く、それでいて通気性のある不織布素材です。
タープやテント、財布などの素材に向いています。
紙のような素材感の「ハードタイプ」、布のような柔らかさの「ソフトタイプ」があります。
【X-pac】
X-pacは、ヨットの帆から生まれた素材で、強度が高く耐摩耗性や防水性に優れています。
軽量で、ザックやサコッシュなどバッグ系のアイテムにおすすめの素材です。
MYOG初心者はキットや通販サイトを利用しよう
「MYOGをやってみたいけど、何から用意すればいいかわからない」という方は、「MYOGキット」からスタートしてみてはいかがでしょうか?
MYOGに必要な材料や素材、型紙など必要な材料がセットになっていて、作り方を見ながら簡単にMYOGできちゃいます!
バックパックやポーチ、小型アルコールストーブなどのセットがありますよ。
また、材料を自分で買いそろえるところからチャレンジするなら、ビギナーはタープやシュラフカバーなど、必要な材料の種類が少なく、構造が単純なものからチャレンジするのがおすすめです。
アウトドアギアに使われる素材は耐久性や耐水性が必要ですので、アウトドア向けの素材を取り扱っている専門店や通販サイトなどを利用すると良いでしょう。
MYOGとはアウトドアギアを自作すること!簡単なものから挑戦を
MYOGとは、アウトドア用語のひとつで、アウトドアギアを自作することを指します。
MYOGはアウトドアの新しい楽しみ方のひとつ。
自分にピッタリ合うお気に入りのギアを自作して出かけるのはもちろん、準備の段階から楽しめること間違いなしです!
MYOGビギナーはタープやシュラフカバーなど、単純な構造で少ない種類の材料でできるものから取り組んでみましょう。
MYOGに必要な材料がセットになった「MYOGキット」などを使うと、初心者の方でもチャレンジしやすいですよ。
アウトドア向けの素材を扱っている専門店や通販サイトなどもチェックしてみてください。
自作のギアと一緒に、ぜひアウトドアアクティビティを楽しんでくださいね!