2021.05.28
マラソン大会の種類や選び方をご紹介!初心者におすすめ
こんにちは!STRIDE LAB 本店の馬場です。
マラソン大会と聞くと、一般的なイメージとして42.195㎞のフルマラソンを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、実際には42.195kmより短い距離のハーフマラソンや10㎞マラソン、100㎞を越えるウルトラマラソンなど様々な種類のマラソンがあります。
「マラソン大会にはどんな種類があるのか?」
「思い出作りに友達や家族と参加したいけど、どの大会に参加すればいいの?」
今回はそんなマラソン大会の種類や選び方の疑問にお答えします。
マラソン大会の種類にはどんなものがある?
マラソン大会は大きく分けて距離別と内容別の2種類に分かれます。
それぞれどのような大会があるのが詳しくご紹介します。
距離別のマラソン大会
3㎞マラソン
主に小中学生を対象に開催している大会です。
大会によっては大人も参加できるので、ランニング初心者におすすめです。
5㎞マラソン
大会に初参加する方や学生、ベテランランナーなど様々なランナーが集まる大会です。
普段あまり運動をしていない方、ランニングを始めたばかりの方にもおすすめ。
初心者でも完走しやすい距離なので、完走後に会場内の屋台やイベント等を楽しめるのも魅力の1つです。
10㎞マラソン
いきなりハーフマラソンやフルマラソンを走るのはハードルが高い、というマラソン初心者におすすめなのが10㎞マラソンです。
ランニング初心者でも3ヶ月ほどの練習で完走を目指せると言われています。
10㎞マラソンを完走することで自信がつき、ハーフマラソン・フルマラソンへ挑戦の意欲が湧いて、新しい目標を立てやすいですよ。
ハーフマラソン
フルマラソンの半分、21.0975kmを走る大会です。
マラソン初心者でも比較的完走しやすく、ベテランランナーはスピードを感を楽しみながら走れる距離なので幅広い層から人気の種目です。
フルマラソンは涼しいシーズンの9~3月に開催されることが多いですが、ハーフマラソンは4~7月にも大会が開催されています。
ゆくゆくはフルマラソンも挑戦したいという方は、4~7月にハーフマラソン、9~3月にフルマラソンへのステップアップを目指すと良いかもしれませんね!
30㎞マラソン
フルマラソンを走るランナーにとって、急激に疲労を感じ始めるのが30㎞と言われています。
この距離を走り切る持久力があればフルマラソン完走も圏内に。
フルマラソン大会の前に参加すると、自分の実力を知る良い機会になりますよ。
フルマラソン
42.195㎞を走るマラソンの王道。
オリンピックや世界陸上で唯一正式種目になっている距離です。
プロのランナーから市民ランナーまで多くのランナーが参加し、東京マラソン、大阪マラソンなど規模の大きい大会は抽選制となっている人気の大会です。
沿道の声援、普段走ることができないコース、エイドステーション(休憩所)で食べる補給食や魅力あふれるご当地グルメ、思い出となる参加賞やイベントなど、フルマラソン大会には多くの魅力があります。
ウルトラマラソン
フルマラソンを越える距離は全てウルトラマラソンになります。
定番は100㎞ですが、250kmの「沖縄58ラン」など、かなりハードな大会もあります。
過酷な距離ですが、完走した時の喜びはひとしおです。
地元に密着した大会が多く、地元の方のおもてなしやご当地グルメを堪能したり、前夜祭や打ち上げなどイベントが盛り沢山な大会も多く、走る以外の楽しさも魅力です。
内容別のマラソン大会
リレーマラソン
通常マラソンは1人で走る競技ですが、2~10名程度のチームで走るのがリレーマラソン。
種目は決められた距離の完走タイムを競う距離制と、競技時間内により多くの距離を走る時間制の2種類があります。
体力に自信がなくてもチームで助け合いながら走れるので、会社の同僚や学校のサークルメンバーなど仲間と楽しみながらチャレンジできます。
親子ラン
親子で参加するマラソン種目で、小学生以下のお子様とそのお父さん・お母さんが対象。
3歳から一緒に参加できるものもあり、ペアでたすきを持って走るランが多いようです。
距離も1.5㎞程度~と参加しやすい距離ですので、健康のためや家族の思い出作りに参加してみてはいかがでしょうか。
トレイルランニング(トレラン)
トレイルとは「未舗装路」のことで、山道や林道などを走る競技がトレイルランニング(トレラン)です。
山道を走ることが多いので、足場が悪かったり高低差があったりと初心者には難易度が高めです。
また、ヘッドライトや地図・コンパスなどトレラン特有の装備も必要になりますので、参加する際にはしっかりと準備をしましょう。
トレランの大会については「トレイルランニング(トレラン)の大会に挑戦!初心者おすすめの大会、選び方!」でもご紹介しています。
ファンラン
走ることを楽しむのが目的のイベント性の高い大会です。
全身にカラーパウダーを浴びて色のお祭りを楽しむ「カラーラン」、多種多様なチョコレートを食べながら走る「チョコラン」やスイーツを堪能できる「スイーツマラソン」、仮装しながら走る「ハロウィンラン」など、その種類は多岐にわたります。
仲間とお揃いのコーディネートで参加したり、いつもより派手なメイクをしたりと非日常を楽しめるイベントです。
マラソンと一口に言っても、こんなにも多くの種類があるとは驚きですよね。
それと同時に、これだけ多いと「どうやって大会を選べばいいかわからない!」という方もいらっしゃると思います。
マラソン大会の選び方については、次で詳しくご紹介しますね!
マラソン大会の選び方は?初心者におすすめポイントもご紹介
マラソン大会を選ぶ基準は主に以下の5つです。
- 走行距離
- 制限時間
- 走るコース
- 開催場所
- 開催時期
それぞれの基準で、マラソン大会初心者が選ぶ際のポイントも交えながら詳しく見ていきましょう。
①走行距離
先述の通り、マラソン大会の走行距離は3㎞~100㎞以上と幅広いです。
マラソン大会が初めてという方は、まずは5㎞か10㎞に参加して大会の雰囲気を知ってから徐々にハーフ、フルとステップアップを目指すのが良いでしょう。
②制限時間
フルマラソンの場合、制限時間が6~7時間に設定している大会が多いです。
ひとまず完走を目標としている場合は、制限時間が7時間以上の大会にエントリーするのがおすすめです。
③走るコース
高低差があるコースは平坦なコースと比べると体への負担が大きくなり、初心者には難易度が高くなることも。
高低差の理想的な高さは10m以下と言われているので、大会の公式ページなどで確認してからエントリーすると良いでしょう。
④開催場所
マラソン大会が初めてという方は、日帰りできる近場の大会から参加するのがおすすめです。
遠方だと目的地に行って帰ってくるのに体力を使うだけでなく、大会自体に不慣れだと受付やスタート時の並び方など何かと気疲れします。
大会に慣れてきてから遠方の大会にエントリーすると、旅行気分で観光もでき、楽しみが増えますよ。
⑤開催時期
マラソンのシーズンは9~3月。
初心者がフルマラソン完走を目指すなら、大会の6ヶ月前からトレーニングを始めたいところです。
開催時期によっては真夏や真冬の時期にトレーニングすることになるので、夏は熱中症の恐れ、冬は積雪のため外でトレーニングできないということも考えられます。
自分の体力や気候に合わせて、大会の開催時期だけでなくトレーニングの時期も考慮して選ぶと良いでしょう。
初心者がフルマラソンを完走するための練習は「目指せフルマラソン完走!初心者の練習を段階に分けて解説」で詳しくご紹介しますので、ぜひご覧になってくださいね。
その他にも大会の規模や豪華な参加賞、ご当地グルメや大会だけでなく観光も楽しみたいなど大会を選ぶ基準は様々あります。
自分のレベルや目的に合わせて大会を探してみるのも楽しいですよ!
マラソン大会の種類はたくさん!自分に合った大会を見つけよう
マラソン大会の種類は、大きく分けると距離別と内容別でさまざまな内容があります。
自分の実力やタイムを知りたいという方はハーフマラソンやフルマラソン、家族や友人と参加して走ることを楽しみたいという方は親子ランやファンランなどに参加してみると良いでしょう。
マラソン大会を選ぶ基準は、基本的に走行距離、制限時間、走るコース、開催場所、開催時期の5つ。
初心者の場合は5㎞や10㎞、制限時間が長めで平坦なコースといったように、まずは完走ができそうな大会を選ぶと良いですね。
その他にも大会の規模や参加賞など、自分が楽しめそうな大会を選んでみましょう。
マラソン大会は全国各地で行われています。
自分のレベルや目的に合わせて、ぜひエントリーしてくださいね!