REVIEW

商品レビュー

ティートンブロス 超撥水加工・速乾性・通気性がピカイチのノースリーブ / Tシャツ

東京本店

  • facebook
  • twitter
  • line

 

どーも店長です。

いよいよ夏本番!という気温になってきたので、やはり暑さ対策について皆さま考えていると思います。特にTシャツやノースリーブなどのトップスは身にまとう面積が1番大きいので、1番重要なウェアと言えるでしょう。

さて、今回はロングセラーでもあるTeton Bros.のお馴染み超撥水加工『Dry Action』がされた、通気性抜群のメッシュ生地のノースリーブ、Tシャツがやはり夏はベストだろうということで、改めてご紹介していきたいと思います。

生地について

まずは生地の話からしなければなりません。なぜなら、Tシャツやノースリーブはシンプルなウェアである以上、『生地がすべて』です。もちろん、デザインやカッティング、縫製したり圧着したりなど、こだわる部分はたくさんありますが、今一度『生地』について改めて見つめ直してみてはいかがでしょうか。

大事なことなのでもう1度言います。『生地がすべて』です。

こんなに暑いのに、うっとおしいほど暑苦しい書き出しで失礼します汗

Dry Action(超撥水加工)とは

『ドライアクション』と呼ばれる超撥水加工については、この生地で水を運ぶことができます。そのくらい水を弾きます。

これだけ水を弾くので、基本的には生地が保水しにくく軽量に保たれます。特に今の時期のように真夏になると、生地が汗を吸いすぎてどんどん重たくなってしまいますよね。コットンのTシャツを着る機会がある方はわかると思いますが、いわゆる普通のTシャツはかなり保水しますし乾きにくいですね。生地も重たくなってしまい、さらに肌に張り付いてきたりすると最悪。

通常の速乾性のTシャツも30℃を超えてのランニングなど、滝のように出る汗では、いくら速乾性と言えども乾きが間に合わず、肌と張り付いて気持ち悪さから解放されることはなかなかありません。

 

ベースとなる生地について

この超撥水加工された生地は、実は数年前からリリースされています。

ベースとなる生地は、ポリエステル100%、それだけ聞くとなんの変哲もないTシャツかなと思われてしまいます。

しかしながらグリッド構造(上の画像参照)で肌への接触する面積を減らしつつ通気性を爆上げしてますので、ベタつきにくいと言う点で、なんの変哲もない生地ではありません。
また1gあたり90gという軽量な素材です。

そして超撥水加工されたこの生地は保水しにくいので、大量に発汗した時や雨に打たれた時の生地の軽さはピカイチ。
グリッド構造を採用することで、肌への張り付きもかなり抑えられます。また、撥水ではありますが防水ではないので、圧力がかかると水は浸みてきます。撥水でありながら通気性抜群。生地に汗や水が浸みたとて案ずることなかれ、両手でバサバサっと生地をはたけばあっという間に水が飛び乾いていきます。多分皆さんびっくりするくらい乾きます。

撥水の性能・持続力

この超撥水加工は、100回洗って80%の撥水性能が保たれる『100洗80点』と言う基準をクリアしています。また、けっこう雑に洗濯機に放りこんで洗濯しても目立った撥水性の低下を起こすようなことは起きていません。
※とはいえ柔軟剤はあまり使わないのがベターのようです。

[撥水生地の洗濯について]
洗濯は通常の衣料用洗剤を使用しても問題ありませんが、柔軟剤の使用は機能低下の原因となりますので避けてください。間違って使用した場合は、水又はぬるま湯で10分程度すすぎ洗いをしてください。尚、漂白剤は撥水機能が劣化するので使用は避けて下さい。

 

使用感やお客さんの声

店長の使用感

もちろん普段のランニングでも使用することはありますが、特記したい内容として、過去にこの半袖のTシャツで霧雨の日光ウルトラマラソンに出場したことがあります。

ウルトラマラソンって私レベルではスピードが出せません。
当日は標高もかなり上がったり霧雨だったり湖畔で風がけっこう吹いてたりしていて、どんどん体温が奪われてしまうシチュエーションだったのですが、超撥水の生地って中からの汗を吸いにくいから重くなりにくいだけでなく、外からの雨ももちろん防いでくれるので、ものすごく心強かった思い出があります。

近場の高尾山などでは、走った帰りに川に入ってクールダウン。水から上がってバサバサって水をはたき落としてまた走って、駐車場に戻る頃にはさっぱり乾いてる、そのくらいの乾きの良さです。東京はまもなく梅雨もあけて川が楽しい季節ですね。

お客さんの声

特に人気のノースリーブですが、やはり発汗量が多くなる春~秋で運動量豊富な方に選ばれています。

『夏は暑すぎるのでこれ一択』と言う方も多いです。『本当に涼しく着られるので重宝するけれど、汗がそのまま下に流れ落ちるので、パンツはびしょびしょ笑』なんて声もあります。確かに超撥水生地の唯一の弱点かもしれません。『体温調節で1番オーバーヒートしやすい体表は、汗を下に流したとしても涼しいのがベスト』そんな声もありますよ。

もちろん普段から着ていただくことが多いですが、『レースで使いたい勝負着に選んでます』なんて声もよく耳にします。確かにレース会場に行くと結構着用していただいているのを目にします。メンズと同様に、女性用もとっても好評です。

 

製品ラインナップ

ELV1000 Non Sleeve

ELV1000 Non Sleeve は、この生地のモデルの中で1番人気です。
「ノースリーブなのになんでTシャツよりも値段が高いんですか?」という質問を過去に何度も聞かれましたが、肩周りの擦れがないように丁寧に圧着加工されています。このこだわりはティートンブロスだからこそ。ティートンらしさが詰まった1着です。

ELV1000 ノースリーブ メンズのサイズを選ぶ

ELV1000 ノースリーブ ウィメンズのサイズを選ぶ

ELV1000 Short Sleeve Tee

ノースリーブに抵抗がある方はぜひ半袖のTシャツを。
ELV1000というモデルとPPPというモデルがありますが、違いは身幅です。ピッタリフィットで着られるELV1000シリーズはよりアクティブな方に、身幅がゆったりとしたリラックスフィットのPPPシリーズはタイトなウェアが苦手な方やゆったり着たい方に作られています。
生地はどちらも一緒なので、お好きな方をお選びください。

ELV1000 S/Sメンズのサイズを選ぶ

ELV1000 S/S ウィメンズのサイズを選ぶ

 

PPP Short Sleeve Tee(メンズのみ)

上記の通りリラックスフィットの半袖Tシャツです。

PPP S/S メンズのサイズを選ぶ

 

PPP Long Sleeve(メンズのみ)

こちらはリラックスフィットの長袖Tシャツです。長袖のベースレイヤーとして登山にもよく選ばれています。

PPP ロングスリーブシャツ メンズのサイズを選ぶ

PPP Half Zip Short Sleeve(メンズのみ)

半袖のTシャツの胸元にジップがついたハーフジップモデルは、運動中の気候の変化が激しい状況を想定されているように感じます、襟付きで少しでも保温ができるように、そして少しでも素早く熱気を逃したいというシチュエーションに長めのフロントジップが採用されています。
店長も使用している隠れた名品です。

PPPハーフジップ 半袖メンズのサイズを選ぶ

 

まとめ

『信頼している人が着ている』『見た目がかっこいい』とか選ぶ基準は人それぞれだと思いますが、我々は作り手の意図をなるべく正確に伝えたいと思いますし、『機能美』というコンセプトを打ち出すTeton Bros.の製品を扱わせていただくにあたり、『機能』についてなるべく知ってほしいと思い、書かせていただきまし。

世界中にある多くの生地の中から生地を選び、時にまだ作られていないものを自ら開発するというTeton Bros.のスタンスに共感し協力してくれる生地メーカーも次々と現れています。
Tシャツやノースリーブはシンプルなウェアである以上、『生地』が全てです。もちろん、デザインやカッティング、縫製したり圧着したりなど、こだわる部分はたくさんありますが、今一度『生地』について改めて見つめ直してみてはいかがでしょうか。

  • facebook
  • twitter
  • line
閉じる