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グラフェンってなに?Teton Bros. のグラフェンシリーズが最強だった!

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こんにちは。STRIDE LAB OFFICIAL のニシカワです。

 

最新鋭の素材を取り入れて、日々アップデートを繰り返すアウトドアアパレル業界。

まさに日進月歩の世界で、特にここ数年の軽量性・機能性・快適性UPのスピードは凄まじいものがありますね。

 

本日ご紹介する Teton Bros. のグラフェンシリーズは、そんな技術の進歩をビシビシと感じる逸品。

 

謎多き素材 “グラフェン

早速その魅力に迫っていきましょう!

こんなシーン・人にオススメ

  • 寒い時期の登山・ランニング
  • アルパイン・クライミングなど過酷な環境でのアクティビティ
  • 寒がりだけど行動中すぐ暑くなってしまう人
  • 長期縦走やテント泊など荷物を軽くしたい人

このようなシーンや人にとってグラフェンシリーズはオススメです!

グラフェンとは?

常に最先端の素材が取り入れられてきたアウトドアアパレルですが、まだまだ「グラフェン」を取り入れたウェアは馴染みが薄いかと思います。一体どんな素材なのでしょう?

グラフェンは炭素

グラフェンとは、炭素原子が結びついた素材のことです。

炭素が六角形の網目のように結びついていて、非常に薄く透明なシート状になっています。その薄さはなんと原子1個分!!めちゃうすです!

出典:wikipedia
グラフェンの分子構造モデル

グラフェンという名称はグラファイト(黒鉛)からきていて、これは鉛筆の芯にも使われる我々にも身近な素材。

 

これまでは生成が難しく、理論研究のみに留まっていたそうですが、近年は研究が進んだことで量産が可能に。

グラフェンの特性を活かして半導体やスマホなどのディスプレーバイオセンサーなどへの利用が進められています。

 

ちなみにグラフェンを量産のきっかけとなった実験が、黒鉛のかけらにセロハンテープを貼って剥がすことでグラフェンを得るというもの。

意外とアナログなやり方だったんですね笑

グラフェンの特性 地球上最強の物質

グラフェンは次のとおり

  • 高強度 ダイヤモンド並の強度かつ折り曲げられる
  • 非常に薄い グラフェン1層:1nm(10億分の1メートル)
  • 熱伝導性に優れている 銅の10倍の熱伝導率
  • 導電性に優れている 半導体シリコンの100倍のスピード

他にも色々ありますが、上記のような特性を備えています。

ちなみにグラフェン1層のハンモックでウサギを載せられるそうです。ちょっと想像がつかないですが、とにかく軽くて強靭だということがよくわかります。

イメージ図 グラフェン1層で4kgのウサギを乗せられる

 

強靭で、想像しうる中で最も薄く、史上最速の素材であるグラフェンは間違いなく地球上最強の素材と言えそうです!恐るべしグラフェン。

 

グラフェン混繊維のメリット

そんなグラフェンを繊維に混ぜたらなんだか凄いことが起きそうなのは想像つきますが、実際は以下のようなメリットがあります。

体熱を逃しやすい

高い熱伝導率を誇るグラフェンであれば体の熱を素早く放出してくれるので、行動中に汗をかく前から体をクーリングしてくれます。

体の芯から温まる

グラフェンは炭と同じく優れた遠赤外線効果を持っています。これにより寒い時は体の中からじんわり温めてくれます。それでいて非常に薄いので見た目からは想像できない保温性を備えています。

ニオイが出にくい

繊維内の細菌の増殖を抑えることができるので、汗をかいたり長期間着用してもニオイが出にくくなっています。

帯電しない

高伝導なため静電気が起きにくいです。乾燥した冬は特に化繊のフリースなんて静電気起きまくりですからね。地味に嬉しいポイントです。

 

 

以上のように、アウトドアアクティビティ、特に冬のベース・ミドルレイヤーに求められる機能ドンズバな感じです!

Teton Bros. / グラフェンシリーズについて

今季のTeton Bros. ではそんな最強繊維であるグラフェンを2種類の生地で展開しています。

Graphene Softshell(グラフェンソフトシェル)

秋冬、早春にかけてかけて出番が多いのが保温・防風・防水のバランスに優れているソフトシェル。ハードシェルは持っていったはいいものの結局バックパックに入れっぱなしなんてことも多いですよね。目付は1㎡あたり285gと軽量性も十分で、グラフェンならでの優れた体温調整能力を備えています。

Glacier Hoody

 

ブランド真骨頂の立体的な背面構造でシェルとは思えない動きやすさを実現しています。特にスキーなどの前傾姿勢が多いアクティビティ時は体の動きを全く妨げません。

また、襟は自然と自立する仕様で寒気の流入を防ぎます。

Crag Pants

 

 

細身のシルエットとミニマルなルックスがシーンを選ばず使いやすいCrag Pants。膝のダーツや股のガセットクロッチ仕様などスタイリッシュな見た目と裏腹に動きやすさはバツグンです。

Glacier Pants

Crag Pants をベースに少しゆとりを持たせ、より耐久性が求められる箇所にはケブラーを使用。クライミングなどのハードなアクティビティにも対応可能に。それでいていストレッチ性のあるケブラーを使用しているので履き心地も損ないません。

Graphene Grid Fleece

業界初のグラフェンを練り込んだグリッドフリース。

グリッド構造でより通気性に優れているため、グラフェンによる温度調整の機能をさらに高めています。

見た目はかなり薄手に見えますが非常に保温性に優れているので、停滞時のアウターレイヤーの軽量化にも繋がりそうです。

また、抗菌防臭効果もあるのでモデルによってはベースレイヤーとしての活用もアリ。

今季はフーディからパンツまで数多くのラインナップをご用意しています!

 

Graphene Hoody / Graphene Jacket

ミドルレイヤーとしてジップアップタイプのフーディとスタンドカラーの2型。ダブルジップで換気効率が良く、ややリラックスしたフィッティングなので秋口のアウターとしてもオススメです。

 

Graphene Crew / Graphene 1/2 Zip

大型のカンガルーポケットが使い勝手のいいクルーネックと、寒冷な時期のベースレイヤーや1.5レイヤーとして提案したいハーフジップモデル。

いずれのモデルもサムアンカー付きなので手の甲までしっかり保温してくれるのと同時に、レイヤリング時の裾のずり上がりを防いでくれます。

 

Graphene Pants

 

 

同じくグラフェングリッドフリースを採用したジョガーパンツ。

高いストレッチ性によりあらゆる冬のアクティビティに対応可能なモデル。さらに、便利なジッパー付きポケットやテーパードした美麗なシルエットが普段使いしやすい1本です。

まとめ

以上、グラフェンの基礎知識とTeton Bros. のグラフェンシリーズの魅力をお伝えしました。

地球上で最強の素材と言われてますが、改めて調べてみるとその異名も納得の機能性でした。

そんなグラフェンを取り入れたTeton Bros. のグラフェンシリーズの優秀さは言うまでもなく。

軽くて暖かくて動きやすい、これ1枚あれば冬のレイヤリングが大きく変わってきそうです。

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