2022.12.16
COROS PACE 2 商品紹介
各社からさまざまなスポーツウォッチが発売されていますが、「COROS」というブランドの特徴を体現している「PACE 2」を詳しくご紹介いたします。
世界各国のトップアスリートたちが愛用しているCOROSですが、記憶に新しいのが2022年9月25日にベルリンマラソンで世界記録を更新したエリウド・キプチョゲ選手。(2時間01分09秒)
キプチョゲ選手がまさにベルリンマラソンで世界記録を更新した際に使用していたのがPACE2です。
世界記録を更新できる選手がなぜCOROSを使用していたかをポイントごとにご紹介します。
・圧倒的軽さ
PACE 2の時計本体の重さはなんと23g
付属しているシリコンバンドの重さが12gなので合計でわずか35gしかありません。
また、別売されているナイロンバンド(6g)に付け替えることで29gと、GPS内蔵のスポーツウォッチの中では圧倒的な軽さを誇ります。
ナイロンバンドで腕に付けましたが、驚くほど軽く、つけている事を忘れてしまうほど違和感がありません。
そしてAPCE2は時計本体の厚みが1.2cmと非常に薄型です。
他社の時計で軽いにもかかわらず走った際の違和感がある場合があります。
それは重さだけでなく時計の厚みが原因で、時計の厚みがあるものは腕を振った際に遠心力で外に引っ張られるような力がかかり、とても走りづらく感じるものです。
PACE2は非常に薄いため世界記録ほどのペースで走っても、まるで抵抗感がなく、快適に着けることができるのです。
PACE2はその性能から陸上競技にも使う方が増えていますが、そういった強度の高い運動でもこの軽さと薄さは非常に大きなメリットとなります。
もちろんスポーツウォッチ初心者の方でも違和感なく着用できるので嬉しいポイントです。
・GPS持続時間とGPS精度
PACE 2は高密度電池とシステムによる電力消耗の最適化を行うことで、GPSモードでの連続30時間の使用が可能。
ほぼ全ての距離のランニ
ングに対応することができる上に、UltraMax GPSモードにすることで60時間の使用が可能です。
▶︎UltraMax GPSモードの設定と性能はこちらから。
持続時間が短いモデルを使用するとGPS精度を犠牲にしてバッテリーを持続させるメーカーもありますが、COROSウォッチはどのモデルも非常バッテリーの持ちがいいので正確に計測することができます。
さらにCOROSではGPSだけでなく、GLONASS(ロシア)、Galileo(ヨーロッパ)、Beidou(中国)、みちびき(日本) などの世界各国の測位衛星を使用することがでるので、現在位置に対して接続状況の良い衛星を使用することで、計測誤差が少なくなっています。
GPSウォッチを使っているとランニング中にあり得なほど速い/遅いペースが表示されることがありますが、それは計測が正しく行われておらず、それが時計に表示されている状態です。正確な計測が可能なCOROSではそのような正しくない計測データの表示が限りなく少なくなっているのです。
運動中のデータが正確でなければ正しいトレーニングは行えませんし、レースでは目標に対して適切なペースで走ることができません。
例えば図のように位置情報がしっかりと取得できていないと、正しくないルートを直線で結んでしまうので距離とペースが狂ってしまいます。
本格的なランニングでなくとも自分が頑張った記録は正確に記録しておきたいですよね。
COROSウォッチは非常に精度が高いのでモチベーションの維持にもつながります。
計測精度の問題で言うと、トラックでの計測はデータが乱れやすいと言われていました。
COROSではトラックモードという機能があり、トラックで走る際の精度を高める専用のモードがあります。
また、トラック以外にも計測精度をさらに高めることのできるアクセサリ「POD 2」は通常のランニングやトラックラン、室内ランニングにも対応した優れものです。
・多彩なデータ収集と分析
先述の通り正確に記録をとることができ、後から見返すことができます。
ランニングの距離やペースはもちろん、心拍、ピッチ、標高、出力(旧調整)ペースや疲労度、回復までの時間などなどさまざまな情報を見ることができるので調子がどうだったのか、パフォーマンスは上がっているかなど詳しく知ることができます。
特にトレーニング負荷や疲労度は怪我の予防につながる重要な指標の一つなので、こまめにチェックできるのは嬉しい機能です。
多少表示項目は異なりますが、ウェブでログインするか、スマートフォンアプリから見ることができます。
▶︎ COROS Training Hub(ログインすることでデータを見ることができます)
もちろんただデータを見るだけでなく、トレーニングプランを作成することもできます。
普段トレーニングを疎かにしがちな方も時計が走る時間や距離をリマインドしてくれるので、ついつい忘れてしまうこともありません。
COROSアプリ、Training Hubの解説についてはまた詳しくご紹介したいと思います。
・シンプルな操作性
COROSウォッチ全般の特徴としてダイヤルボタンを採用しています。
その分ボタンが少なくなっているので直感的な操作が可能ですので、スポーツ用ウォッチを使ったことがない方でもスムーズに使いこなせるのではないでしょうか。
時計のメーカーごとにボタン配置が違って苦戦する方も多いですので、競技的にはあまり影響することが少ないですが、こういったデバイス慣れる労力がかからないのは嬉しいポイントですね。
・PACE2 スペック・対応ワークアウトまとめ
価格(税込) | 29,480円 | ランニング | ○ |
ディスプレイ サイズ |
1.2インチ 240×240 (64色) |
トラックラン | ○ |
ディスプレイ の種類 |
常時点灯型 メモリーLCD |
トレッドミル | ○ |
画面材質 | コーニング®社製 ガラス |
バイク | ○ |
ベゼル材質 | 繊維強化ポリマー グレード 5 チタン合金 |
屋内バイク | ○ |
カバー材質 | 強化繊維 ポリマー |
トライアスロン | ○ |
ストラップ材質 | シリコン/ ナイロン |
オープン ウォーター |
○ |
バンド幅 | 20mm | スイミング | ○ |
サイズ | 42 x 42 x 11.7mm | フッラトウォーター | ○ |
重量 (ナイロンバンド装着時) |
29-30g | 屋外有酸素運動 | ○ |
重量 (シリコンバンド装着時) |
35-36g | 屋内有酸素運動 | ○ |
携帯電話接続 | Bluetooth | ローイングマシン | ○ |
アクセサリー接続 | ANT+ /Bluetooth |
縄跳び | ○ |
防水性能 | 5ATM (50 メートル/164 フィート) |
マルチスポーツ | ○ |
使用温度 | −20°C ~ 60°C | ストレングス | ○ |
保管温度 | −20°C ~ 60°C | トレーニング(構造化されたプログラム) | ○ |
充電時間 | 2時間未満 | トレーニング計画 | ○ |
Ultra MAX GPSモード | 60時間 | ウォーキング | ○ |
標準フルGPS (GPS/QZSS) |
30時間 | トレイルラン | |
全システムオン (GPS ,GLONASS ,Galileo ,Beidou ,QZSS) |
– | ハイキング | |
全システム+ 2周波オン (GPS ,GLONASS ,Galileo ,Beidou ,QZSS) |
– | 登山 | |
日常使用 | 20日間 | マルチピッチクライミング | |
GNSS対応 | ○ | スキー | |
24時間365日HRモニタリング | ○ | スキーツーリング | |
光学式心拍計 | ○ | スノーボード | |
気圧高度計 | ○ | XCスキー | |
加速度センサ | ○ | 山スキー | |
ジャイロセンサ | ○ | ボート | ○ |
コンパス | ○ | スピードサーフィン | |
COROS Evo Lab | ○ | ウィンドサーフィン | |
リカバリータイム | ○ | ホワイトウォーター | |
インターバル、 トライアスロン、 マルチスポーツトレーニング |
○ | 高所における 24時間365日の血中酸素濃度の監視 |
|
水泳用心拍数 | ○ | 光学式パルスオキシサイドモニター | |
睡眠モニタリング | 専用バックライトボタン | ||
電話通知機能 | ○ | タッチスクリーンモード | |
サードパーティ との連携 (Strava ,TrainingPwaksなど) |
○ | 高度計測モード | |
厚手の グローブ対応 |
○ | 究極の耐久性 | |
体系化された ワークアウトと トレーニング プログラム |
○ | 世界の景観地図レイヤー | |
トレーニング中の 電話通知 |
○ | 広域地形図レイヤー | |
体温計対応(CORE) | ○ | ハイブリッド地図レイヤー | |
バックライト 常時点灯モード |
○ | バックライトボタンショートカット | |
カメラ コントロール |
○ | 全衛生対応2周波GNSSチップセット | ○ |
バーチャルラン | ○ | 心電図センサー | ○ |
サファイアガラス | HRVインデックス | ○ | |
軌跡表示 | Wi-Fi | ○ | |
バック・トゥ・ スタート・ナビゲーション |
音楽 | ○ |
長時間のランニングやトレイルランニング、アウトドアなどで時計をご検討の方は
アウトドアモデルの「APEXシリーズ」やアドベンチャーモデルの「VERTIXシリーズ」もございますので、
ぜひ下記の比較を参考にしてご検討ください。
COROSウォッチで快適にスポーツを楽しみましょう!